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救急車を呼ぶ前にダイヤル#7119

 救急車の非常識または安易な利用が社会問題になって久しいですね。救急医療の現場は、今やパンク寸前。去年の救急車の出動は、過去最高の621万件を記録。こうした状況に救急隊の増隊が追いつかず、救急車が現場に到着する時間や、患者を病院に収容するまでの時間も長くなっています。

 

 こういった状況を改善する為、現在消防庁では、『救急安心センター(#7119)』の取り組みを行っています。急な病気やけがをしたときに、救急車を呼んだほうがいいのか、今すぐ病院に行ったほうがいいのかなど迷った際の相談窓口です。

 

 整備されている自治体はまだ少ないですが、福岡県内は全域で活用できます。緊急事態と判断された場合は、その場で救急車を手配してくれるので安心です。

 

 ところが、こちらの認知度は1割強となっており、実際に活用された例も1割弱。認知度向上の為の施策が求められています。《記事参照元:消防庁救急企画室「救急に関する世論調査」》