みなさんは、ご自身の死期が近づいてきた時に、どのような医療やケアを望みますか?それをお身内や主治医と共有されているでしょうか。「自分にはまだ関係ない」と思われていますか?では、みなさんのご両親やお身内はどうでしょうか。
厚労省によれば、命の危険が迫った状態になると、約7割の人が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることが出来なくなるとされています。そのような事態を避けるため、前もって考え、信頼出来る支援者と思いを共有するためのプロセスが存在します。それが「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」と呼ばれる取り組みです。プロセスは以下の通りで、これを繰り返し家族等と検討することが望まれます。
1)大切にしている事は?
2)信頼できる人は?
3)支援者と話し合ったか?
4)結果を共有しているか?
厚労省HPには、これらを話し合う為のガイドラインや意識調査等も掲載されています。是非参考にされて下さい。
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