数年前から何かと話題のシェアリングエコノミー。モノや空間を所有せず、不特定多数の個人と共有して利用する経済形態を指します。欧米から東南アジアに至るまで、シェアリングサービスの活用は、常識化してきているようです。有名なのは、移動手段のシェアサービス『Uber(ウーバー)』など。日本では既存団体の反対などで導入規制を受けましたが。しかし、わが国も今後のオリンピックイヤーを契機に、様々な局面において急拡大する可能性が示唆されています。
実際日本でも、日常生活でシェアリングサービスが積極的に活用されている分野があります。それが、『フリマアプリ』。不要なモノを個人間で貸したり売買したりするサービスで、代表格は『メルカリ』です。日本人のシェアリングエコノミー利用経験者は13.3%で、うち58.9%が、この分野で利用を経験したとされています。
次回以降、複数回に渡って、様々な分野で稼働している日本のシェアリングサービスを、いくつか紹介していきます。
(参照元:FPジャーナル/日本FP協会刊/2019.1月号)
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