9月のラグビーワールドカップ開催まで間近となりました。
7月から放送開始のTVドラマには、社会人ラグビーの世界を扱った作品も含まれていました。今回は、そのドラマを観ていて、疑問に感じたことを調べてみました。
ラグビーといえば、ニュージーランド代表チーム(通称:オールブラックス)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そして、このチームが試合前に披露する独特のパフォーマンス「ハカ」。マオリ族の伝統的な民族舞踊で、本来は、戦に出る戦士たちが、手を叩き足を踏み鳴らして、士気を鼓舞する儀式だとされています。
このドラマでも、オールブラックスがハカを踊るシーンが挿入されていましたが、それを観ていてふと素朴な疑問が浮かびました。
日本人的には、舌を大きく突き出す行為は、相手に対する強い拒絶感の現れだったり、侮蔑表現だったりしますが、実は彼らにとっては真反対。相手への礼儀作法なんだそうです。しかし、他にも意味がありそうな気がしました。
【舌を出すと、緊張がほぐれる】
舌を大きく突き出したり、動かしたりする行為は、喉元や口元の筋肉ストレッチにつながり、血行促進や緊張を解きほぐすリラックス効果が得られるのだそう。オールブラックスの選手たちも、ハカを踊り、舌を出すことで、試合前の余計な力みから解放されているのかもしれませんね。
【舌を出すと、腕が伸びる】
NBAで大活躍したマイケル・ジョーダンは、シュート時に大きく舌を出す選手として有名でした。本人は「自然と出てしまう。父親のクセの影響かも。」と言っていたようですが、実は舌を出すと、肩の筋肉が緩み、腕がより伸びる効果が、科学的に実証されています。マイケルはこの体の動きを、経験から学んでいたのかも。
【舌トレは美容と健康に良い】
ネットで「舌出し」と検索すると、「舌トレ」という言葉がたくさん検出されます。どうやら舌を鍛えることは、小顔づくりやほうれい線予防等の美容効果、口腔ケアや脳の活性化等の健康促進に繋がるようです。冒険家の三浦雄一郎さんも実践しているそうですが、これは101歳まで生きたお父さま、敬三さんの発案なんだとか。気になった方は、ぜひお試しを。
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