· 

保険料の支払いがキビシイ時の対応策

コロナショックは、家計面でも悪い影響を及ぼしつつありますね。

大切な出費ではありますが、毎月の保険料のお支払いに不安を感じておられる方も多いのでは。保険は継続されてこそ意味がありますので、「払えないから解約」という選択は最もご損です。その前に検討されるべきいくつかの手段をご紹介します。

 

●支払いの猶予

一般的にお支払いが滞っても、2ヵ月間程度は保障が継続されます。それ以上滞納が続きますと失効となりますのでご注意下さい。

※5月現在、保険会社によっては、コロナショックに対する特別措置として、猶予期間の延長をご案内しておりますので、各保険会社の対応をご確認願います。

●保障内容の減額

保障される額やサービスの範囲を可能なかぎり小さくして、保険料のお支払いを抑えます。

●払済保険にする

貯蓄型の終身保険等では、その時点の解約返戻金(解約すると返ってくるお金)を元手に、買えるだけの保障を買いあげるやり方があります。以降は保険料をお支払いすることなく、一生涯の保障を持つことが出来ます。その際の保障額は、従来の保障よりも小さくなります。

●自動振替貸付制度(契約者貸付)を使う

貯蓄型の終身保険等では、その時点の解約返戻金(解約すると返ってくるお金)を担保として、一時的に保険会社が保険料を立て替えてくれる制度があります。その際には立て替えた保険料に利息が発生しますので、なるべく早く返済されることをおすすめします。

 

以上の対応は、保険商品によって異なります。

くわしくは保険会社か、その担当者までご相談下さい。