あけましておめでとうございます。本年も当ブログを何卒よろしくお願い申し上げます。
今年のお正月も瞬く間に過ぎつつあります。福岡地方は三が日の間、見事なほどの快晴で、青空を仰ぎ見て深呼吸するだけでも、ずいぶんと幸せな気持ちになりました。
世の中は、未だ新型コロナ禍の影響下にあります。世界経済の正常化が待たれるものの、需給バランスの混乱による物価高騰や、米ドル金融緩和政策の引き締めを控えている状況もあり、昨年に引き続き全く予断を許さない様相を呈しています。
しかしながら、人類はコロナ禍を乗り越えようと、一歩一歩確実な足取りで歩みを進めています。たくさんの人々の“希望“が、世の中を良い“氣“で包もうとする努力が感じ取れます。あとしばらくの辛抱。私自身もそれを強く信じて、世間にお役立ちできる仕事をひたすらコツコツと持続させていきたいと、想いを新たにしているところです。
さて、私の今年のテーマは「感動共創」としました。
なにやら、どこかで聞いたような企業のキャッチフレーズのようで恐縮ですが、熟慮した末のテーマなので納得しています。
これは、昨年に掲げたテーマ「感動実践」の反省から生まれました。
新型コロナ禍真っ只中の昨年、”感動する”という感情こそが、生き抜くための強さを引き出すのだと信じ、お客様にしっかりと感動を与えられるような仕事をしようと考えて掲げました。
実際、昨年一年間のなかで、いくつかテーマに基づいた施策の実践を試みたのですが、いずれも中途半端な形で挫折してしまった経緯があります。我ながら面白い施策だと思っていたのに、なぜ推し進めることが出来なかったのだろうと振り返ってみた時、あるひとつの理由が思い浮かびました。
「この施策はきっとお客様にお役立ちできる」という確信が、弱かったのだろうと思います。施策を進めるには、それなりの多大な労力と費用が掛かります。「自分のなかでは良かれと思っているが、しかしながらこのコストを投じることで、どこまでお客様の感動を引き出せるのか。自分の独りよがりではないのか」という疑念が少しでも頭をもたげると、往々にして作業は中断しました。
お客様が私に求めているものが何なのか、とっくに理解しているつもりでしたが、その確信は時間とともに劣化して、いまひとつ見えづらくなっていたんですね。私の大切なお客様の関心や、今の自分がどう見られているのかを、もう一度しっかり把握する必要がある、そう思いました。
「感動共創」とは、私の独断と偏見によらず、お客様が私に求める期待をよく理解し直すことから始め、そのうえで、ともに感動のかたちを作りあげていくことを目指しています。
私のお客様には、今年一年さまざまな場面でお話(私に対する期待感)をお伺いする機会を増やそうと考えています。お手間をお掛けして恐縮ではありますが、よりお役立ち出来るサービスを提供する体制を整えたいと考えていますので、その節は是非ご協力をお願い申し上げます。
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