ライフ・セトルメント(Life Settlement)というサービスがあるのをご存じでしょうか。簡単に説明すると、個人の生命保険を第三者と売買するサービスです。欧米では80年代から存在し、米国では現在1,000億円規模の市場が存在するそうです。主に活用しているのは高齢者で、老後資金準備の一環として、不必要な保険や、保険料負担が厳しい保険を処分するのに使われているのだとか。
一昨年からは、日本でも複数社が取り扱いを開始しています。すべての会社の買い取り条件を見たわけではありませんが、大体こんな感じです。
●買い取る保険はがん罹患者の死亡保険に限定
●保険料払い込み期間中でも買い取りOK
●契約から2年以上経過の保険
気になる買い取り額ですが、「解約返戻金よりは多く、死亡保険金よりは少ない」額が一般的なようです。但し、保険内容によっては余命宣告後に死亡保険金が生存給付される契約もあるので、活用する場合には注意が必要です。
※この記事は「ライフセトルメント保険」の存在を説明する内容であり、当保険をおすすめするものではありません。
《参照元:生活経済研究所長野Webコラムより》
コメントをお書きください