8月に入ってからの株式相場は、世界同時株安(日経平均も5日時点で4,451円安と過去最大の下落幅)の大荒れ状態となり、NISAを活用し始めた株式投資初心者のなかには、肝を冷やされた方も多かったと思います。...
昨年の面談における20代のお客さまの相談内容で圧倒的に多かったのが、「(新)NISAについて知りたい」でした。NISAの制度変更は、昨年末の大きな話題でしたので、「さもあらん」という感じです。しかし、制度内容以前に「運用の仕組み」についてご存じない方も多く、比較的安全性の高い手法とも云われる「長期分散投資」から解説したりします。...
ファイナンシャルプランナー(以下FPと略)として日々お客さまのご相談を承るなかで、常に相談数の上位に位置する案件が、「家計管理」に関することです。つまり、お金を貯めるために、どのような家計のやりくりが望ましいか、というご相談ですね。...
最近、さまざまな非金融企業が自社アプリのなかで銀行機能(給与受取や預貯金、各種決済、ローン契約など)を提供しています。 「ネオバンク」と呼ばれる形態で、既存の銀行が非金融系企業に対して、「BaaS(Banking as a...
政府が昨年決定した「資産所得倍増プラン」の柱のひとつとして、来年よりNISA(少額投資非課税制度)が新しくなります。くわしい内容は、金融庁が「新しいNISA」というホームぺージでわかりやすく解説しています。制度がシンプルになり、投資枠も拡大。運用期間が恒久化されているのも特徴です。...
この数か月の本格的なインフレ圧力の影響で、将来の資産価値の目減りを心配する人のご相談が増えてきました。欧米の家計資産状況とは異なり、日本は長い間、家計資産に占める預金の比率が半分以上を占めていましたが、ここに来て少しずつ、投資等への資産比率の移行が増えてきているそうです。長期投資の安全性が認知されてきたのでしょう。...
みなさんは生活口座をいくつ持っていますか? 私は目的用途ごとに3行に分散して持っていますが、厄介なのは収入口座から他行にお金を移す時。ネット送金が最もラクなのですが、数百円ほどの手数料を支払うのが本当にシャクで(笑)。...
保険を備えることの有効性について考えるとき、行動経済学の理論が役に立ちます。特に、以下の2つの理論(お金に対する価値観の一般的習性)については、とても参考になるポイントといえます。 ●不当な損は、少しであっても大きなストレス 『損失回避』という心理の働きです。...
円安が大変な勢いです。 国と日銀はその対応に苦慮する状況が続いています。このまま円安が進めば、食料品や生活必需品の供給の多くを、海外からの輸入に頼っているわが国としては、さらなる物価高騰は避けられません。...
世の中には多様な生活共同体が存在しますね。 男女で生活をともにしていても結婚はしていない、または同性同士のパートナー関係など。籍をひとつにしない同居世帯は多いと聞きます。...